2009年7月 4日(土) 06:14 KST
貸借対照表は、英語で言うと、バランスシート(Balance Sheet/ BS)です。
つまり、左(借り方)と右(貸し方)がバランスしている表になります。
バランスするということは、左側の数値の合計と右側の数値の合計が等しいということ。
初めに書いちゃいますけど、バランスさせるって、慣れないと大変かもしれません。
かつて、金融機関で融資の審査をしていた頃、中小企業の社長さんからお預かりした貸借対照表を、財務審査用のエクセルシートに入力したところ、右と左が合わない。
社長さんからお預かりした(アン)バランスシート、確かに、○○税理士事務所作成って書いてある。私の入力ミスかなと見直すこと、三度。私のほうは合っているんですね。
○○税理士事務所作成のほうを調べたら、なんと、バランスしていないアンバランスシートだったのです。
どこが間違っていたのか、というと、資本の部に入れるべき当期利益は法人税等を差し引いた後の利益でなければいけないのに、○○税理士事務所の税理士さんは、法人税等を含んだ税引前利益を入れていらっしゃいました。
税理士資格の入り口は、大きく分けて二つ。普通の正門は、税理士試験に合格すること。もうひとつの色入り口は、税務署の方にありました。
こうしたアンバランスシートは、その頃、何件も見ましたので、きっと、税務調査に強いほうの入り口から入られた方なんだろうなって、想像しました。
もっとも、最近は、安くて、性能のよい会計ソフトが多数売られていますので、こうしたパッケージソフトを使っていれば、アンバランスなんてことはありえませんよね。
バランス談義に花を咲かせすぎました。
横道に入っちゃったので、もとの道にもどりましょう。
簿記・会計を高校や大学のときに、勉強された方も少なくはないかと思いますが、最初に出てくる仕訳からして、厄介。そう思いませんか?
現金で、パソコンをを買いました。値段は、210,000円(消費税が10,000円)でした。
仕訳は
借方)パソコン 200,000
消費税 10,000
貸方)現金 210,000
わかりますか?
これは、覚えるしかない。慣れるしかない。日本では、自動車は左側通行で、アメリカでは右側通行。
何故?って聞くと、誰かが、その歴史的背景を説明してくれるかもしれませんが、そういうもんだって、覚えるしかないですよね。簿記の仕訳って、それと同じなんです。割り切ってください。
しかし、営業マンのこれだけ税務・会計では、これを敢えて覚える必要はありません。
会計ソフトが、賢くなっていますので、こうした仕訳のことを知らなくっても、経理だってできます。そんな便利な世の中になってきました。
営業マンのあなたは、こんな仕訳を一つ一つ覚える必要はありません。
借方か貸方かは、左か右かは、こうして、体に覚えさせましょう!
はい、大きく深呼吸をしてください。

左の借り方は、資産といいます。
現金やこれから現金になるものです。
たとえば、棚卸資産(在庫)は、商品です。営業マンのあなたが売って、お金に換わりますよね。
売掛金は、売ったけど、まだ現金になっていないものですね。
じゃあ・・・「固定資産はどうなのよ?」「誰が売るの??」」「俺たち、売らないよ」
営業マンのほうからこんな声が聞こえて来ました。
確かに・・・固定資産を売るときって、会社の経営が危なくなったときだけですよね。
ここで、ひとひねり。賃貸ビルは、賃料収入という現金を生みます。株式は配当という現金を生みます。
「なるほど、じゃあ、このパソコンは?」
という、意地悪な質問も聞こえてきました。
パソコンはですね。
パソコンは、現金を稼ぐために、営業マンの販売した商品の代金を現金に換えるための請求書を作成するのに使いますよね。ほら、現金を生んでいるでしょう。
今日はここまで
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