福島の新築マンションから高い放射線量があった。
「マンションで使われた原料には、
浪江町の砕石場の砕石を原料とするコンクリートが使われていたのがその原因。」
と、聞くにつれて、食品だけではなく、すべてのものの産地をきちんと確認する必要性を感じる。
というのは、マンション建築にかかわった業者は、堂々と
「放射能に関する知識がなく、正直『何で住んじゃいけないの』という程度の感覚だった」
と、言ってのける無神経さ。
今回の発表も、氷山の一角にすぎないことは間違いない。
税金を使うことしか考えていない素人政治家しかいない日本の哀しさかな。
福島県二本松市は15日、昨年7月に市内に完成した3階建て賃貸マンションの1階室内で、毎時1マイクロ・シーベルト超の放射線量を計測したと発表した。
東京電力福島第一原発事故で計画的避難区域になった同県浪江町のエリアにある採石場の砕石を原料とするコンクリートが使われていた。この採石場からは原発事故後、県内の19社に計約5200トンの砕石が出荷され、経済産業省などが最終販売先を調べている。市は、1階の4世帯には転居してもらう方向で、国や県などとも協議する。
発表によると、マンションには12世帯が居住。市が小・中学生の積算線量を調査する中で、マンション1階に住む女子中学生の個人線量計が9~11月の3か月間で1・62ミリ・シーベルトを記録したため、本格調査を実施した。
昨年12月27日、1階の床上1メートルで毎時1・16~1・24マイクロ・シーベルトを検出したため、市は県や環境省に連絡。年明けの調査で、床下のコンクリート基礎部分などに放射性セシウムが混入していたことが判明した。2、3階の室内は同0・10~0・38マイクロ・シーベルトと、1階より低かった。
このマンション周辺の空間線量は同0・7~1・0マイクロ・シーベルトで推移しており、1階の線量は屋外よりやや高いが、年間換算では10ミリ・シーベルト前後。内閣府原子力災害対策本部は「健康に直ちに影響が出るものではない」との見解を示した。 (読売新聞)
またまた、「直ちに影響がでない」 とか、無責任な見解だねえ(泣)
追記)汚染コンクリートは、100社以上に出荷されたという・・。
タグ:放射能汚染
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福島産米、偽装し販売=最大85トン、給食用も流用—仙台
仙台市は16日、福島県産米を宮城県産と偽って販売したなどとして、宮城県のコメ卸大手「協同組合ケンベイミヤギ」(仙台市)に対し、31日までに原因究明と是正措置を取るよう指示した。市によると同組合は、2010年11月から11年7月までの間、産地の適正表示を義務付ける日本農林規格(JAS)法に違反するコメを最大で85トン販売した。
学校給食向けとするはずの宮城産ひとめぼれ1等米の一部も、一般向けに流用していた。ただ精米記録がないため、流用量や期間は不明という。
文科省が公表する「定時降下物環境放射能測定結果」によると、福島市内で2日午前9時から3日午前9時にかけて行われた調査で、1平方キロメートル当たりのセシウム134が180メガベクレル、セシウム137も252メガベクレルを示した。前後の記録と比較しても=表=2~3日が突出している。
福島第1原発の爆発後の昨年3月27-28日、セシウム137が790メガベクレルを記録したことはあったが、3月31日-4月1日には35メガベクレルまで低下した。その後は3桁の数値をほとんど示したことはなかっただけに異常事態といえる。
セシウムは核分裂する場合に生成されるだけに嫌な記憶がよみがえるが、文科省では「原子力安全・保安院や東京電力に問い合わせたところ、1月2-3日に何らかのトラブルや、原子炉内部にある空気の計画的放出はなかった。福島第1原発で発生した異常が原因ではないようだ」(原子力災害対策支援本部)と説明。福島県以外の都県からも異常値の計測は報告されていない。
では、何が原因なのか。放射性物質の降下量の測定は、原発から60キロ以上離れた福島市の「福島県原子力センター福島支所」で行われ、縦30センチ、横40センチのプラスチック容器に水を薄く張り、24時間で空中から落ちてくる放射性物質の量を検出して数値としてまとめている。
データを集計した同県の災害対策本部では、「強風によって舞った土ぼこりが降下し、数値を上げたようだ。2-3日には計測に使う容器内に土ぼこりの粒が多数確認された。現在も県内の広い範囲で土壌が汚染されており、風で放射性物質が飛散したとみている」(モニタリングチーム)とみる。
セシウムは体内に入ると筋肉などにたまり、がんの原因になる。セシウム134の半減期は2年で、137は30年と長く深刻だ。
ただ、専門家によると、今回の数値は明らかに異常だが、計測されたものと同量の放射性物質(セシウム137)を含んだ食品を100グラム摂取しても放射線量は約0・3マイクロシーベルト。白血球を一時的に減少させる25万マイクロシーベルトには遠く、「健康にただちに影響がある」レベルではないという。
日本大専任講師(放射線防護学)の野口邦和氏は「福島の住民は風の強い日はマスクを着用して外出した方がいいかもしれない。帰宅後にすぐシャワーを浴びるのも効果的。福島県外ではさほど心配することはないが、ホットスポット周辺の住民は念のためマスクを着けてもよい」と話す。
今回の降下量急増は、もとをたどれば汚染された土壌がもたらした。原発事故から10カ月経過しても放射能の恐怖は消えていない。