永観堂禅林寺の赤が多宝塔を包みこむ
池に映った赤が君の頬を染めたのは初めての秋赤いトンネルに髪が揺れたのは次の年長い髪に風が赤を運ぶ三年目の今日大事なことが言えない
坂道をおりる途中の呉服屋の前「着物が欲しい」とポツリ同じ季節を見ていても
僕の右手が迷い・・・君の左手も迷い・・・清水の舞台でも言えない
来年は見ることのない赤い季節偶然を思うくらいなら口にすればいいけれど
好きだから言えない好きだから言えない
写真SOURCE; photoAC
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